本ルートは長距離登山を目的とし、全行程は中央山脈の尾根に沿って進行します。その平均標高は3000メートル以上で、難度と危険性が非常に高くなっています。豊富な登山経験、装備、技術、体力などを備える上級者向けのルートです。

 尾根では水源を見つけるのが難しく常に水を携帯する必要があります。道中にはロッジ（山小屋）が存在しますが、ベッド数に限りがあります。またキャンプ場を利用する場合、キャンプ用品は各自が持参しなければなりません。このため、山道、地形、水源などを熟知した同行者がいることが望ましいです。

本ルートは断崖やヤダケ、ススキなどが生い茂る箇所が複数あります。通過する際は十分注意してください。

大水窟山から大水窟、轆轆山から轆轆谷、南双頭山、三叉山などの付近は、地形と気候の影響を受けて霧や雨が発生しやすく、山道がわかりづらくなります。通過する際は方向を見失わないように十分注意してください。　

雲峰までの距離は長いので、できるだけ早く出発するようにしてください。また食料品や飲料水を準備し、緊急時に備えてください。

拉庫音渓は雨などにより水かさが増し、流れが急になる場合があります。通過する際は十分注意してください。

本ルートの多くで湖を見ることができますが、水質は良くないので、飲用しないでください。

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嘉明湖避難ロッジまたは向陽ロッジでの宿泊が必要な場合、林務局に申請してください。

2019年6月1日の行政院政策に応じて、「歩道概況資料表」のダウンロードを提供します。登山活動の参加者は経験、装備、技術、体力、天候状況などを自己評価し、また活動によるリスクを確認し、自己の安全に責任を持った行動を心がけてください。山道は自然環境の影響を受けやすく、予測できない災害や障害が発生します。通行の安全性が危ぶまれる場合、事故防止のために強行は避けてください。また登山者の参考になるように、山道状況に関する多くの情報提供をお待ちしています。