本ルートは地形が険しく、十分な計画や装備などの事前準備が必須です。なかでも、台湾百岳の「十峰」に分類される玉山東峰と玉山南峰の地勢は非常に険しく、登山には十分な注意が必要です。

玉山主峰の風隙は砂利斜面で滑りやすくまた強風が吹き、冬は厚く雪が積もるため、トレッキングには十分な注意が必要です。

冬の玉山群峰は常に積雪状態のため、雪山装備の不携帯や経験の浅い方は登山を控えてください。

本ルート沿いには崩落、断崖などの地形が見られます。特に荖濃断崖、塔塔加登山口、楽楽ロッジ、白い枯れ木の林および風隙付近は危険性が高いため、十分注意してください。

西峰、南峰、鹿山、南玉山などに向かう一部の区間は不明瞭な箇所があります。特に霧や雨の時は標識に注意してください。なかでも、鹿山はキャンプ地からかなり遠く、またニイタカヤダケが茂るため、早めの行動をとるようにしてください。

玉山の尾根は水源が不足しているため、縦走する場合は十分な飲料水を携帯してください。

現在、排雲山荘は玉山国家公園管理処が経営管理しており、山荘のベッド数には限りがあります。入園および宿泊には、事前に玉山国家公園生態保護区入園申請を行い、使用料を支払う必要があります。山荘の建設は容易ではなく、その施設は簡素です。利用の際は公共物を大切にし、また節水にご協力ください。

※排雲山荘の統一供食および寝袋のレンタルサービスは政府の購買法により公開入札で外部委託しており、現在、「雲豹休閒有限公司」が業務を請け負っています。宿泊許可の申請を済ませた利用者は登山の7日前（支払いを完了）までに「雲豹休閒有限公司」で予約してください。

玉山北峰には中央気象局の気象観測所があるため、宿泊できません。

台18線の107.7キロ上の東埔駐車場から塔塔加登山口の楠渓林道は管制道路です。利用者は車を駐車場に停車し、徒歩または送迎バスで進んでください。送迎バスに関する連絡先は0928-358307（担当者：朱）または0932-832077（担当者：葉）です。運行サービス時間は6時から18時で、片道NT$100です。

玉山群峰線への立ち入りには、関連資料の準備が必要です。事前に警政機関（警察署）で入山許可を申請し、また国家公園生態保護区に入る場合は、同時に玉山国家公園管理処で入園許可を申請してください。

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本エリアに入る場合、先に排雲登山ビジターセンター（セルフまたは現場）で受け付けが必要です。

2019年6月1日の行政院政策に応じて、「歩道概況資料表」のダウンロードを提供します。登山活動の参加者は経験、装備、技術、体力、天候状況などを自己評価し、また活動によるリスクを確認し、自己の安全に責任を持った行動を心がけてください。山道は自然環境の影響を受けやすく、予測できない災害や障害が発生します。通行の安全性が危ぶまれる場合、事故防止のために強行は避けてください。また登山者の参考になるように、山道状況に関する多くの情報提供をお待ちしています。

観高エリアは地盤沈下により地表に重大な亀裂が生じていることから、観高登山ビジターセンターのロッジは使用できません。