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景観スポット

喀西帕南紀念碑

基本紹介
レクリエーションエリア 東部園区南安ビジターセンター周辺および瓦拉米步道
開放状態

開放

喀西帕南紀念碑は歩道入口から8.7キロの場所にあります。1915年、日本政府がブヌン族から生計を立てるのに欠かせない狩猟用の銃器を取り上げたため、彼らの反抗が起こりました。同年5月、喀西帕南社、馬西桑社、大分社、阿桑来嘎社でブヌン族の人々が相次いで駐在所を襲撃し、日本人警官を殺害する暴動となりました。喀西帕南事件(1915年5月12日に発生)は極めて大きな衝撃を与えました。喀西帕南社での一件が成功したことに触発され、それから1週間以内にまるで火薬庫が爆発したかのように、拉庫拉庫渓流域の各地でブヌン族の人々が駐在所を襲撃する連鎖的な反日運動が相次いで発生したのです。そしてこれが数年後に日本政府が巨費を投じて八通関越道路を建設する遠因となったのです。これ以外にも、日本政府は殉職した日本人警官を悼んで「喀西帕南紀念碑」を立てました。この記念碑は歩道のわきに寂しげに聳え立ち、過ぎ去った歴史を静かに物語っています。

ガイド地図