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玉山国家公園商標

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玉山群峰線

東部園区

景観スポット

玉山のふもとに広がる最初の農地

基本紹介
レクリエーションエリア 東部園区南安ビジターセンター周辺および瓦拉米步道
開放状態

開放

南安田地区は「玉山のふもとに広がる最初の農地」として知られ、ここの灌漑用水はまさに玉山国家公園東部園区の拉庫拉庫渓を水源としています。用水の取水地区は開発で汚染されていない生態保護区です。この園区から水が流れ出てから最初に灌漑する農地が南安水田地区となります。かつては農薬、化学肥料を使用する慣行農法を行っていましたが、永続的な土地利用の方法とは言えませんでした。玉山国家公園管理処では、集落の産業発展も考慮しつつ、国家公園による自然保護育成の理念を進化させ、大地と万物に優しい環境作りを行う必要があると考えました。そのため管理処は、2014年に企業の参加を促しながら、農家に有機農業への転換を指導するようになり、玉山山麓で初めての有機農園として形にしました。こうして生み出される望みと可能性は無限です。ここの耕作は自然生態系の保護を前提として、土地に優しく、自然農法に回帰する方式です。これは生態系を守り、土地自身が持つ力に立ち返る農法なのです。完備された体系を備えた耕作地の生態系のおかげで、自然保護育成という限界効用が高まっただけではありません。国家公園の自然保護育成が軌道に乗り、それが環境教育とエコツーリズムの道を切り開く新たな契機ともなっているのです。 

ガイド地図