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玉山国家公園商標

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南横公路

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レクリエーションエリア 南部園区南横公路
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開放

南部横貫公路(省道台20線)は全長約208キロです。台南市を起点とし、終点は台東県関山鎮徳高陸橋であり、ここで台9線に繋がります。全ルートのうち約1/3の区間は台南、永康、新化など人口が密集した地域を走っています。
台南市南化区南化水庫から高雄市甲仙区、六亀区にかけての区間で徐々に山地に入ります。そこから先は台湾で通称「南横公路」と呼ばれる区間となります。道路は1972年に竣工・開通し、西部区間は荖濃渓に、東部区間は卑南渓渓谷に沿う形で建設されています。沿道の岩壁は割れ目が目立ち、風化が深刻です。地質も脆弱であり、山の急峻な崖と河岸段丘に沿って敷設された路面は、時には大量のにわか雨に降られて地滑りが起こるか、鉄砲水で流されてしまうことがあります。こうして通行が寸断されることもあるのです。2009年8月8日に「モーラコット台風」に伴う非常に激しい豪雨により壊滅的な被害を受けました。天池から南横東部区間にあたる向陽までの区間はなおも復旧していません。
南部横貫公路では梅山口から埡口区間までの約30キロが玉山国家公園の範囲です。迂回しながら高山縦谷から長林古木までを進む沿道では、峰々が連なり、 切り立った崖、渓流、そして森などの壮麗な景観が望めます。そしてこの道は玉山国家公園南部園区と外部を繋ぐ重要な道ともなっています。多くの観光客もこの沿道の観光スポットに沿って旅行やレジャーを楽しんでいます。
 

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