台湾 には現在、墾丁、玉山、太魯閣、陽明山、雪山、金門、そして海洋の七つの国立公園があります。台湾の国立公園は国家公園法第一条と第六条によって定められ ており、台湾特有の自然風景と野生動物、史蹟などを保護し、人々に憩いを与える場所と定義づけられています。そして、自然のみならず、先史時代の史蹟や資 源などの保護をも踏まえたものとなっています。
玉山国立公園について
玉山地区は台湾本島の中央部に位置します。山の峰は八方に広がっており、雄大かつ秀麗な光景をなしています。 玉山は東北アジア最高峰で、海抜3、952メー トル。主峰付近には高く険しい峰が連なり、その間には深い渓谷もあります。植生は海抜の変化に従って変わってくるので、平野部からこの地域に入っていく と、林相が大きく変化することに気が付くでしょう。また、清国時代の歴史的遺跡である「八通関古道」も残っており、全域に渡って、多くの貴重な生態資源と 人文史跡が存在しています。
戦後、「台湾地区総合開発計画」により、玉山地区は国立公園予定地として指定されました。1972年6月13日に公布された「国家公園法」により、台湾の生態保護のための立法化は大幅に前進しました。そして、1982年5月6日に公布された観光資源計画により、玉山一帯は正式に国立公園に指定され、2年以内に完成することが決まりました。
玉山国立公園の範囲は東は馬利加南山、喀西(巾+白)南山、玉里山主稜線、南は新康山、三叉山、そして中央山脈に沿って塔関山、関山まで。西は梅山村の西側渓谷順楠渓林道の西側稜線、鹿林山、同富山まで。北は東埔村第1村北側の渓谷から郡大山稜線まで、更に順哈伊拉漏渓から馬利加南山北峰までです。玉山連峰、秀姑巒山、大水窟山、塔芬山、雲峰、関山と南部横貫公路の梅山から(土+亞)口までを含みます。以上の総面積は105、490ヘクタールに及んでいます。